「正史・三国志」が完成したおよそ1000年後。 自分の国の過去の素晴らしい歴史に、いたく感動したとある小説作家さんがおりました。
この中国人の小説作家さんは、「正史・三国志」の登場人物「劉備玄徳」を主人公にし 彼が無名の青年時代からのサクセスストーリーを、創作小説にしました。 その本のタイトルは「三国志演義」。これがまぁ、とっても面白いシロモノだった訳ですね。 この人は劉備様の大ファンらしく、すべて劉備様を中心に、 劉備様の都合のいいように話が進んでいきます。 おかげで劉備様のライバルは悪役にかかれる有り様です。‥‥‥‥ですが、これは創作ですので。
現在「三国志」といわれているストーリーやエピソードは、 この作家さんの書いた「三国志演義」が元になっています。 |